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友人が欲しい

現在、僕はとても仲が良い友人と呼べる方がいません。 そこで最近、心から信頼し、何でも話せるような友人がいて欲しいと思っています。

友人とは何か

僕の期待する友人は、おそらく世間では親友と呼ばれるものです。 心からその人のことを信頼でき、普段思っていることや不安に思っていることなどを、気軽に何でも話せるような関係が、とてもうらやましいと思いますし、そのような関係を築きたいと思っています。

今まで

今まで僕は、友人なんて必要ないと思っていました。

聞きたいことがあって聞けば答えてくれ、挨拶をすれば挨拶を返してくれるような、そんな軽い関係で十分だと思っていました。 逆に、いつもベッタリで何をするにしても一緒でなければならないような関係は大変ですし、常に相手に気を使わなければいけないかもしれません。 さらに、人間関係のトラブルというものは、よく起きるものです。

面倒な人間関係なら、最初から必要最小限の関係を持つ方さえいれば良いと思っていました。

僕は何回か転校をしたことがあります。 今まで築いてきた人間関係を一気にぶち切り、大きく変わった新しい環境で、再び人間関係作りです。 そしておおよそ人間関係を構築し終わり、僕自身の居場所がはっきりし、安定した生活を送れるようになってしばらくすると、再び転校です。

ちなみに、人間関係を構築するのは簡単です。
転入先のクラスや学年には、おそらく事前に先生から、転入生には仲よくしようという指導があると思います。 さらに転入生というだけで注目を集め、所属するクラスの同級生だけでなく、他クラスの方も声を掛けてきます。 そして、最初の頃はまず孤立することはありません。 様々なことを懇切丁寧に教えてくれますし、楽しませようとしてくれます。 そのタイミングでうまく振舞えば、たいてい仲良くなれます。 実際に、多くの方々と仲良くなれましたし、敵対するような方は、相手に明らかな問題がある場合を除いて、いませんでした。

僕は転校の経験を通して、誰とでも仲良くなれる、もはや才能をもっているのではないかとさえ思います。 しかしこれは、相手から自分に関わってきてくれる、受け身の状態に限ります。

それでも、仲良くなれるのは見かけ上、つまり「友達」程度です。 心の底から仲良くなれるような親友は、できたような気も少ししますが、できていないという気のほうがします。 何年も一緒にいて、互いを知り結束の固い方々と比べれば、ほんの少ししか関わっていない僕では親友だと思う方もいないのでしょう。

僕は、転校はほんの数回ですので、世間的に見たら少ない方だと思います。 しかし、転校が人生に与えた影響はとても大きいものです。

なぜ友人ができないのか

中学校を卒業して進学後、新しい環境に置かれた新入生は、当然互いが知らない者同士です。 そのような環境下では、人間関係を構築するためには受け身ではなく、自分から積極的に関わっていく必要があります。 相手も友人が欲しいのですから、たいてい仲良くなれるでしょう。 多くの方々と関われば関わるほど、多くの方々と人間関係を構築できます。 それをさぼれば、人間関係を構築できません。

僕は人間関係の構築をさぼりました、と結論付けようかと思いましたが、いや、そうではないと思えてきました。

僕の所属するクラスでは、僕の気の合う同級生が少ないのです。 詳細は省きますが、個々が良くも悪くも個性が強いクラスです。 そして大人に近づいていく真っ最中の今、自我が備わり、誰かとずっとベタベタと過ごすよりも、自分の力でこなしていく、という方々が非常に多くなってきています。 人間関係を大事にするよりも、自分自身を成長させようとしていると考えることもできます。

人間関係を構築しにくい環境なのかもしれません。

友人が欲しい理由

最近は特に、精神が不安定な時が非常に多くなっています。

今の学校に入学して数か月経った頃に、どうしようもない理由によってむしゃくしゃする時がありました。 そして翌年の夏ごろからずっと、何らかの事を考え、そしてものすごい不安や劣等感、自己嫌悪が続きます。 長期休業中は、短い休みならあまり意識することはありませんが、長い休みになると何時間も部屋の中を徘徊して精神が不安定になります。

精神が不安定な時であったり、何もない時でも唐突に、誰か本当に信用している方に頼りたい、慰めて欲しいと思うのです。 女性に、恋人として慰めて欲しいというわけでは全くありません。 男性でも女性でも、思いっきり頼っても大丈夫だと思える方に、頼りたいのです。

普段の日常でも、心から楽しいと思えることがありません。 親友と呼べるような友人と、話したり遊んだりして、楽しみたいのです。

そのために、まずは友人がいなければいけません。

ブログに書きましたが、友人を募集しているのではありません。 ただ、この気持ちを吐露し、気持ちを整理して、友達が欲しい事に理由づけをしたかったのです。

冴えない僕のこのような記事をお読みくださり、ありがとうございます。