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アルバイトって意味あるの?
僕の所属する学校は、いくつか制限はありますが、アルバイトをすることが可能です。 僕の周りでも、多くの方がなんらかのアルバイトをしています。 なかには、Twitterで長期休業中に30万円を稼いだと明かす方もいます。 日数などを考えるとどのような職種で、どれほどの時間をアルバイトしたのか、考えると恐ろしいです… また、確定申告などの税金関係をきちんとしているのか、その点に無頓着そうな方もいます(失礼ですが(^^)/)。
そんなアルバイトですが、僕はまだ一度も経験したことがありません。 お金はあればそれに越したことはありませんが、どうしても必要という状況ではないからです。 しかし、周囲の方々の多くがアルバイトをし、お金の収受の額が大きくなってきている以上、僕も、アルバイトをする意味や、利点・欠点を考えてみたいと思います。
利点
アルバイトを通して、金銭以外に何を得られるのか、いくつか利点を挙げます。
まずは、目に見える形で直接的に手に入るものからです。
- 金銭
- 欲しいもの
働けば働くほど、お金は手に入ります。 手にしたお金で、今度は欲しいものを買えます。 まさに、経済が回っているという構図ですね。 アルバイトは結局、欲しいものを手に入れるためにするものです。 貯金をするにしても、しばらく保管してからお金を捨てることはなく、結局何かに使うはずです。
次に、目には見えないけれど重要な利点を挙げます。
- 社会について
- 仕組みを知ることができる
- 外部の人との交流ができる
- 金銭的な余裕・自由が生まれる
今まではずっと、学校という同じ年代ばかりの閉ざされた環境で、社会という外部を知らずに育ってきました。 社会に飛び立つ年齢に近づくにつれ、アルバイトが可能という外部と関わる機会を与えられ、外の世界を知ることができるようになりました。 大人と同じ環境で賃金を稼ぐために様々な経験をして、大人に一歩近づいていくことができます。 つまり、様々な経験から、自身を成長できる機会になります。 自身を成長させていけば、自分に自信を持って日常を過ごし、社会と関わっていけると思います。
欠点
しかし、良い点ばかりではありません。
- 時間が奪われる
- 勉学や趣味へ費やす時間が減る
- お金関連に関するゴタゴタが起こる可能性
時間が奪われてしまうのは当然ですが、重大な問題です。 成績が振るわないにも関わらずアルバイトをしては、成績が向上する機会を失ってしまうことになります。 成績をとるか、金銭をとるか。 学生であり金銭に困っていないのならば、学業を優先すべきであると思います。
また、趣味のことをする時間も無くなってしまいます。 趣味は、自身をリラックスさせてくれますし、楽しくさせてくれます。 趣味のことが上達すればするほど、楽しさや気持ちよさを味わえるかもしれません。 また、将来仕事を決める際に、趣味を職業にできるかもしれません。 その時に、趣味を極めているほど有利であることは言うまでもありません。 趣味を極めるか、金銭を得るか。
最終的な決定は、本人自身がするものです。
お金をたくさん持つようになると、金銭トラブルが生じる可能性があります。 僕の所属するクラスでは、「おごって」「お金を貸して」といった言葉が頻繁に飛び交います。 アイスなどといった低額なものについて言っているのでどちらかといえば健全ですが、中学生ではないということを実感する出来事です。 考えようによっては、お金を相手に支払ってもらったり、借りたりすることを考え始めるとは、健全でないと考えることもできます。
今のところ低額なので大きな心配は要りませんが、金銭のやり取りは心配なものがあります。 金銭の借り貸しやおごりが、嫌だと思う方も当然いるでしょう。 そうした方々が、さまざまな理由で気持ちを言い出せないことも、当然考えられるでしょう。 やり方によっては、いじめの手段にもなりかねません。 金銭は、この世の中で非常に重要な、社会を支える根底になっています。 そのようなものをやりとりすることは、リスクがつきまとうことを理解する必要があります。 アルバイトは、そのようなリスクの伴う行動を誘発しやすくなるのです。
経験するのは良いかも
今まで経験したことのないアルバイトを、一度経験してみることは良いと思います。 経験することで、さらなる利点や欠点が見えるかもしれません。 また金銭をより多く持つことで、生活しやすくなります。
学生である僕の収入は、基本的におこづかいしかありません。 趣味はなく、一緒にいられる友人もいなく、それほど外出もしないので、お金を使う場面がありません。
また、お金を使わない生活を続けていくと、お金を貯めなければならないという気持ちになり、お金を使うことがためらわれるようになります。 その結果、お腹がすいてもコンビニやスーパーで買うのを我慢しました。 学校の文化祭にある屋台では、食べてみたいという気持ちがありながらも買ってはいけない、買ったら負けのような気がして、同級生の勧誘は全て断って何度も素通りしました。 ちなみにこの勧誘は、友人だからという理由ではなく、とにかく儲けたいという意思だけがあったように思います。 我ながらアホらしいとは思うのですが、お金に対する変な感覚を持ってしまったようです。
なのでお金はわずかずつ貯まっていくのですが、やはり将来やりたいことや将来の余裕を考えると、今のままでは圧倒的に不十分です。 そしてアルバイトをすれば、頑張ればこれほどお金を持てるんだ、という自信になるかもしれません。 そのお金で、だれか信頼できる友人(高望みしすぎ)と一緒にいられるようにお金を使えば、楽しいひとときを過ごせるかもしれません。
アルバイトをしようかな、と思います。
ただ、僕の所属している部で、今年は僕の今の実力以上のものを求められる可能性が濃厚です。 その練習をしなければ、多くの方々に迷惑を掛けますし、僕も非常に申し訳なく思います。 また、僕には受験すべき資格・検定があり、今後のことを考えると、早めに勉強して受験しなければいけません。
アルバイトをしながら部活動、資格・検定の勉強、そして勉学を同時並行で進めていけるかというと厳しいものがあります。 しかし今までは、心配事やリスクを恐れて、それらを避けてきました。 やってみなければ、わかりません。 できるだけ、物事には挑戦していきたいと思っています。
ただ、アルバイトは余計だと言われればその通りなのですが…