会話する意義の考えの違い

ある女性と会話をしていて、なるほどと思ったので記事にしました。
この記事で書かれていることは、僕の考えです。 脳科学や心理学を学んだことのない者が書きますので、真実であるとは限りません。 ご了承ください。

仮説

ある女性と、なぜ男性と女性同士では、なかなか会話をしないのだろうということを話し合っていました。
その中で、彼女は次のような考えをおっしゃっていました。(覚えている範囲です。彼女は他のニュアンスでおっしゃったのかもしれません。)

男の子と女の子では、会話に求めていることが違う。
男の子は、何か実のある会話をしたがる。 一方で女の子は、とにかく何か話したい。

僕はこの考えを聞き、たしかにそうだと思いました。

僕は女性が普段何を話すのか、詳しく把握していませんので、想像を交えながら書きます。

男性は、ゲームの話ではどのようにしてミッションを攻略すれば良いのか、勉強の話ではわからないところを聞いたり、勉強の方法について話します(女性も同じかもしれません)。 つまり、会話をすることで何か利益を得ようとします。

それに対して女性は、○○という食べ物がおいしかった、楽しかったテーマパークの話などをします。 つまり、会話をすることで具体的な利益を得られなさそうな会話をしています。 話を聞いてもらいたかったり、共感してほしいから会話をしているように思えます。
女性は、話す行為そのものに対して喜びを感じているように思えます。

会話に求めることの違い

男性と女性では、そもそも会話に求めていることが違うようです。
男性にとっては、女性に対してもっと内容のある話をして欲しいと思っているかもしれません。 逆に女性は、男性に対して身の回りで起きたことや、真面目に聞くとどうでもいいことといった、もっと気軽な話をしたいと思っているかもしれません。

会話に求めることの違いから、相手の会話をつまらなく感じ、会話をしなくなるといったことがありそうです。

会話に求めることの違いは、脳の働きが違うことが原因となっているのではないでしょうか。
男性と女性では、ホルモンや何らかの物質の分泌、物事に対する脳の反応が違うと聞きます(正しくないかもしれません)。 これらの違いが物事に対する考えの違い、ここでは会話という行為に求めることの違いにつながっていると思います。

性差のせいで会話ができない?

このように考えると、男性と女性同士では、なかなか会話をしないことの理由が説明できます。 この違いにより、女性は集団を形成して、その集団内で会話に盛り上がります。 男性は小さな集団を形成して話す方がいれば、誰かと話すようなことはしない方もいます。

しかしこのことが理由であるとしたら、異性と会話をすることは難しくなってしまいます。 「男性と女性同士で会話をしないのは、そもそも脳に違いがあるのだから、当然だよね。」 という考え方が一般的になれば、もはや男性と女性同士が会話をする機会はなくなっていきます。

例えば、もし男性が女性と話したいと思っているとします。 その男性が性差を感じていれば、その男性は女性はきっと男性と話したくないのだろうと思い、会話をすることをあきらめるかもしれません。 そうすれば、会話をして相互理解を深め、仲良くなれる機会を失ってしまいます。

男性と女性に性差があるのなら、次のような考え方も出てくるかもしれません。
社会的に、男性と女性同士が会話をすること自体が良くないという雰囲気が生じるかもしれません。 そうすれば、多くの人が異性と会話をする機会を失ってしまいます。

性差を乗り越える

男性と女性では、会話に求めることは違うかもしれません。 しかし会話の機会を失ってしまうのは、もったいないというより、僕にはもはや意味がわかりません。 なせ、会話に対する意識が違うと、会話をする機会を失わなければならないのでしょうか。

男性と女性が相互に相手を理解すれば、相手が話しやすく盛り上がりそうな話題を選ぶことができます。 つまり、相互理解によって性差は乗り越えられ、さらに相手とより関わることで相手のことを思う気持ちも強くなると思います。

異性となかなか話せないという方、まずは異性の特徴について調べてはいかがでしょうか。 相手を知れば、自分にも相手にも楽しめる会話ができると思います。

僕は機会があれば、性別による特徴について勉強しようと思います。